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注目ニュース
サントリー白州×東電EP、「日本最大」16MWのP2Gで工場・蒸溜所の熱需要を水素化
山梨県北杜市の白州エリアで、サントリーと東京電力エナジーパートナー(東電EP)などが、水から水素をつくる「P2G(Power to Gas)」設備を本格稼働しました。 白州の飲料工場や蒸溜所で使う蒸気の一部を、化石燃料ではなく水素でまかなう取り組みです。... -
注目ニュース
Shizen Connect、GSユアサ蓄電と一次調整力に対応—大阪ガス実証へ提供
VPP(仮想発電所)プラットフォームの「Shizen Connect」が、GSユアサ製の蓄電池と連携し、日本の需給調整市場で重要な一次調整力に対応しました。 今回の機能はソフトウェア側(Shizen Connect)で新たに実装され、大阪ガスとGSユアサの共同実証に提供さ... -
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次回の洋上風力入札を延期—三菱撤退の余波、制度見直しへ
日本政府は、2025年10月14日に予定していた「着床式洋上風力(再エネ海域利用法<適用外>)第4回入札」を延期しました。 背景には、8月の三菱商事によるラウンド1の3海域からの撤退と、インフレ・為替・金利上昇など事業環境の悪化があります。政府は年内... -
水素・合成燃料
グリーン水素のコスト分析——Electric Hydrogen幹部が語る「$1,000/kWの壁」は本当か?
水電解装置の設備コストが$1,000/kWまで下がっても、電力単価(例:$20–50/MWh)と稼働率(容量利用率)、そして耐久性が伴わなければ、製造コスト(LCOH)は安定して$2–3/kgに入りません。 LCOHを下げるには「安い装置」よりも、「安い電力×高い稼働率×壊... -
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日本郵船が海上で約2.3万トンのアンモニアを船間移送(STS)に成功—燃料・輸送の両面で前進
3行サマリー 日本郵船(NYK)が2025年9月2日、スペイン・セウタ沖の公海上でアンモニアの船間直接移送(STS)を実施。送り手はBerlian Ekuator、受け手はEco Enchanted(Trammo運航)。移送量は約23,000トン。 港内錨地での世界初実証(豪・ダンピア港、2... -
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JERA×デンソー、新名古屋火力に200kW級SOECを設置——“熱統合”で世界水準の電解効率をねらう
「発電所の中で水素をつくる実験」が始まりました。 場所はJERAの新名古屋火力発電所。デンソーがつくった装置を使い、電気だけでなく発電所の“熱”も活用して効率よく水を分解し、水素をつくる取り組みです。規模は200kW級。このやり方での実証が国内の火... -
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「粉砕しない」PVガラスがオフィス家具に——イトーキ×日立×トクヤマ、CO₂最大50%削減の実証
オフィス家具大手のイトーキ、日立製作所、化学メーカーのトクヤマは、使用済み太陽光パネル(PV)から回収した板ガラスを「粉砕せず」そのままオフィス家具にアップサイクルする実証結果を公表しました。試作は金属フレームの会議・プライバシーブース向... -
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MIT発Quaiseがミリ波掘削の公開デモ―超深部地熱の商用化に一歩
「ドリルの刃を使わず、石そのものを熱で溶かして穴をあける」。 Quaise Energyは、岩に高出力の電磁波(ミリ波)を当てて花崗岩を灰のようにして除去し、掘り進みます。今回の公開デモでは最深118m、条件が合うと最大約5m/時の速さで掘れたと示されました... -
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ナトリウムイオン電池の「ポータブル電源」量産が加速——価格破壊とサプライ多角化
30秒サマリー ポータブル電源に新たな選択肢:ナトリウムイオン(Na-ion)が登場し、商用化の動きが具体化しています。低温環境でも使いやすい特性と安全性を活かし、まずはサブ1kWh帯から普及が進む見込みです。 代表例として、BLUETTIがNaイオン搭載モデ... -
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良品計画×JERA「MUJI ENERGY」設立—小売×発電の統合モデル
本記事では、良品計画とJERAが共同で設立した発電事業会社「合同会社MUJI ENERGY」の狙いと仕組みを解説します。要点は自社で再エネを開発し、その環境価値を自社で活用するモデルにあります。 設立日は2025年9月1日、出資比率は良品計画80%/JERA20%。...
