再生可能エネルギー– category –
太陽光・風力(洋上含む)・地熱・バイオ・水力 など
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MIT発Quaiseがミリ波掘削の公開デモ―超深部地熱の商用化に一歩
「ドリルの刃を使わず、石そのものを熱で溶かして穴をあける」。 Quaise Energyは、岩に高出力の電磁波(ミリ波)を当てて花崗岩を灰のようにして除去し、掘り進みます。今回の公開デモでは最深118m、条件が合うと最大約5m/時の速さで掘れたと示されました... -
良品計画×JERA「MUJI ENERGY」設立—小売×発電の統合モデル
本記事では、良品計画とJERAが共同で設立した発電事業会社「合同会社MUJI ENERGY」の狙いと仕組みを解説します。要点は自社で再エネを開発し、その環境価値を自社で活用するモデルにあります。 設立日は2025年9月1日、出資比率は良品計画80%/JERA20%。... -
ケーススタディ|浮体式PV×揚水×水電解!?——出力抑制率が高くてもLCOE半減、効率61%
まず結論 太陽光の発電量が余って系統に流せない“出力抑制”が増えると、売上が落ちます。 以下の原著論文では、水面に並べる浮体式太陽光(FPV)と揚水式蓄電(PHES)にAEM水電解を足し、余った電気を水素に変えて売る作りにすると、研究モデルでは発電効... -
日本、26年に浮体式風力の国家試験センター計画へ—FLOWRAが表明
日本は、「浮体式洋上風力」の開発をまだ諦めていません。 業界団体FLOWRA(会長:寺﨑正勝氏)は、2026年に国家試験センターの企画・設計を開始すると表明。日本近海に特有の台風・黒潮・長いうねりの条件で実証し、設計基準(標準)・認証・資金調達のし... -
AI時代の“DC×蓄電×再エネ”モデル——ENGIE×Prometheusの狙い(今週のトピック|2025/09/01-07)
AIの電力需要が急増する中、データセンター(DC)・蓄電(BESS)・再エネを同じ敷地に集約する“コロケーション”が米テキサスで前進。ENGIE North AmericaとPrometheus Hyperscaleは、I-35回廊(テキサスの主要都市を結ぶ幹線沿い)の再エネ/蓄電サイトに...
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